無題

渋谷スクランブルは夜の8時
項垂れた世間の中に 俯いた僕もいる
誰もが顔にベールを張り 本当の僕を見つめない
「頑張って」 そんな言葉に苦しめられて
「大嫌い」 そんな言葉に救われる
期待したって返ってくるのは骨ばかり
いつだって今日が最後なんだ

溢れ出した感情を押し殺すなら 君の感情だって殺してやりたいよ
やり場のないこの無意味な4文字でさえも
僕を動かすには十分すぎたんだ
成し得なかった未来を もう一度

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