あの日から

情景は過去をフラッシュバックさせる。それは追懐か、後悔か、憎悪か、あるいは希望か。いつだって後ろに振り向くことは悪いことであって、後ろ髪は引きちぎるものだ。全てそう思ってやっていくのが人生ってもんだろう。
簡単な嘘如きで諦めた夢や感情は今どこで彷徨っているのだろう。今感じている幸福や安心に上書きされるのだろうか。恐らく過去の自分が抱くのは怒りだ。でも諦めることもまた人生ってもんだろう。
僕の人生は妥協と安定を取ったつまらないものだ。環境に侵されて人は堕落していき居心地のいいものとなる。絶望に対抗するものはいつだって他人だ。でもそれを受け入れるのが人生ってもんだろう。

いつまで逃げたら救われるのだ。

0コメント

  • 1000 / 1000